火の鳥鳳凰編を振り返る記事。

手塚治虫の名作アニメの中で「火の鳥」の評価はすごい高いです。火の鳥シリーズ全般的に先見の明があると感じたものです。

特に火の鳥鳳凰編はコミックでも読んだし劇場版もみました。

茜丸と我王の立場が 時代とともに変わっていく様子に深い人間心理を感じます。

最初は人殺しも平気で行う我王が茜丸を脅しつけ傷つけます。

しかし、時が流れて我王も仏師になり まさかの奈良ナンバーワンを決める大会で茜丸と仏師対決を行うはめになるとは なんという巡り合わせかと思いました。

明らかに我王が彫刻では、素晴らしいものを作っているのに天皇に気に入られようと茜丸が我王の優勝を拒む悪知恵を働かせます。

そして我王の使える腕まで切り落とすよう部下に命令してしまうシーンは酷かったです。

かつては人の心も持ち合わせた茜丸が都での出世から人が変わり、残虐な我王が仏の道に走る仏師に変わり~こういう悪が善に善が悪に変わるストーリーは珍しいです。

茜丸の作品が炎に包まれますが、作品可愛さのために 炎に包まれて死ぬ茜丸もありました

火の鳥が随所で登場しますが、やはり神秘的で物腰柔らかな雰囲気はアニメだと特に綺麗です。

エンディングの渡辺典子の火の鳥は、切なく悲しいけど力強い名曲です。